テニュアトラック制度

山口大学のテニュアトラック制度

テニュアトラック制度とは、公平で透明性の高い選考により採用された若手研究者が、より安定的な職を得る前に、任期付の雇用形態で自立した研究者として経験を積むことができる仕組みです。大学にとっては、優秀な若手研究者を確保・採用できる、一般の若手教員に比べて科学研究費助成事業など競争的資金の採択率が高くなる、などのメリットがあります。また、テニュアトラック教員にとっては、実績を残せば安定的な職が得られる、十分な研究費と自立した研究環境の中で自分の研究に取り組める、研究以外の業務が軽減されるので研究時間が十分に確保できる、といったメリットがあります。

 山口大学では、平成11年度に新規採用助手(当時)に任期制を導入したことを皮切りに、プロジェクト助手(現在では助教)、特任助教等の制度を運用開始するなど、多用な職種制度を導入するとともに、新規採用にあたって公募制を実施し、外国人や外国に在留している日本人にも応募を促すことにより、優秀な人材を確保してまいりました。以上の背景のもとに、本学では、平成23年度より文部科学省人材育成費補助金の制度に則ったテニュアトラック制度を導入し、地域の基幹総合大学として、さらなる教育・研究の発展・充実を目指した人事制度改革に取り組んでいます。

下表 山口大学で平成25年度までに採用されたテニュアトラック教員数

山口大学 テニュアトラック制の実施体制

山口大学のテニュアトラック制度は
①特定の部局のみでは無く、平成25年度には理科系部局全体に普及すること
② 全学の研究支援組織である大学リサーチ・アドミニストレータ(URA)室がこの制度を支える仕組みができていること
③ 今後、文科系部局も含めた全学展開を図ること
などが大きな特徴になっています。

文部科学省:テニュアトラック普及・定着事業:テニュアトラック制とは?