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研究活動西形准教授が日本化学会の「第30 回若い世代の特別講演賞」を受賞 2016.03.30

 大学院理工学研究科物質工学系学域准教授(テニュアトラック)西形孝司先生が日本化学会の「第30 回若い世代の特別講演賞」を受賞しました。この賞は次世代の化学と科学技術を担う若手研究者を奨励することを目的として、物理化学や有機化学等の6 部門について学界から広く募集があり、選考により20 件以内を表彰するものです。授賞式は、2016 年3 月24 日~ 27 日に同志社大学京田辺キャンパスで開催される日本化学会第96 春季年会にて行われます。さらに、受賞者は年会会期中に特別講演を行い、その内容は日本化学会の機関誌である「化学と工業」に掲載されます。

 今回、受賞対象となった研究テーマは、西形先生が本学着任後に新しく取り組んだ「アミンにより制御される銅触媒反応の新展開」です。有機合成化学は、複雑な医薬品を合成するために斬新な分子構築反応の開発が求められています。この解決のために先生が着目したのが、合成反応を支配する“ 炭素活性種” です。炭素活性種にはラジカル、アニオンそしてカチオンなどの形態がありますが、それらを銅触媒とアミンにより制御する基礎的な手法を発見することに成功しました。この技術は複雑な医農薬品分子を効率的に合成する際の基盤技術として期待されます。

西方先生